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自動車整備士の合格率を級別に紹介!合格するための勉強方法も解説
2022年12月27日
車が好きな方の中には、自動車整備士に憧れている方もいるでしょう。
自動車整備士は国家資格のため、難易度が高そうだと諦めてしまう方もいます。
しかし入念に対策して試験に臨めば、十分に合格できるでしょう。
とはいえ、どれくらいの方が合格しているのか気になりますよね。
本記事では、自動車整備士3級から1級の合格率や勉強のコツを解説します。
自動車整備士の資格を取得したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【級別】自動車整備士の合格率と難易度
こちらでは、自動車整備士の3つの級それぞれの合格率を紹介します。
1. 3級の合格率は65.2~85.4%
2. 2級の合格率は59.5~91.8%
3. 級の合格率は56.1~95.1%
級ごとに資格が複数あるため、それぞれ詳しく見ていきましょう。
3級の合格率は65.2~85.4%
自動車整備士3級は業務内容が限られますが、車の基本的な整備ができるようになります。
試験内容は学科試験と実技試験の2種類です。
また3級には4種類の資格があり、できる整備の内容が異なります。
どの資格を目指すのか、自分がやりたい整備を踏まえて検討してください。
種類 | 合格率 | 概要 |
3級自動車シャシ整備士 | 合格率:70.4% | 普通自動車、四輪・三輪の小型自動車のシャシ部分、足回り、エンジンを除く基本整備が行える |
3級ガソリン・エンジン整備士 | 合格率:69.4% | ガソリンエンジンで動く四輪・三輪の小型自動車、軽自動車、普通自動車の足回り、エンジン部分を除く基本的な整備が行える |
3級ジーゼル・エンジン整備士 | 合格率:65.2% | ジーゼルエンジンで動く四輪・三輪の小型自動車、軽自動車、普通自動車の足回り、エンジン部分を除く基本的な整備が行える |
3級二輪自動車整備士 | 合格率:85.4%
(令和3年度) |
原動機付自転車や二輪自動車の基本的な整備が行える |
なお3級でできるのは基本的な部分だけで、より高度な整備を行うには2級資格が必要です。
2級の合格率は59.5~91.8%
2級は自動車整備士資格の中で最も取得者が多い資格で、ほとんどの整備が行えるようになります。
資格は4種類あり、試験内容は学科試験と実技試験の2種類です。
種類 | 合格率(令和4年度第1回) | 概要 |
2級自動車シャシ整備士 | 合格率: 91.8%
(令和3年度) |
普通自動車、四輪・三輪の小型自動車、軽自動車のエンジンとボディ部分を除いたシャシ部分の整備が行える |
2級ガソリン・エンジン整備士 | 合格率: 60.1% | ガソリンエンジンで動く普通自動車と四輪・三輪の小型自動車、軽自動車の整備が行える |
2級ジーゼル・エンジン整備士 | 合格率:59.5% | ジーゼルエンジンで動く普通自動車と四輪・三輪の小型自動車、軽自動車の整備が行える |
2級二輪自動車整備士 | 合格率: 73.1% | 原動機付自動車や二輪自動車の整備全般が行える |
2級資格は、受験資格を得るために実務経験が必要になるケースがほとんどです。
詳細は国土交通省のホームページに記載されているので、確認しておきましょう。
1級の合格率は56.1~95.1%
1級資格は自動車整備士の中で最も高い水準の知識、技能が求められます。
整備士としては2級資格があれば業務全般を行えますが、1級資格所持者はほかの整備士や作業員への指導できるようになります。
試験内容は筆記、口述、実技の3種類です。
種類 | 合格率(令和3年度第2回) |
筆記試験 | 59.0% |
口述試験 | 95.1% |
実技試験 | 56.1% |
1級試験は試験範囲が広ですし、高度なレベルを求められるので合格率は低くなります。
そのため、しっかりとした対策を取ったうえで試験に挑むようにしましょう。
自動車整備士に合格するための勉強方法
少しでも合格率を上げるには、ポイントを押さえた勉強が大切です。
勉強方法としては次の3つが挙げられます。
● 独学
● 整備振興会の講習を受ける
● 専門学校に通う
この中で最も再現性が高いのは、専門学校に通う方法です。
専門学校の卒業生は授業で理解を深めているため、試験の合格率が高くなる傾向にあります。
分からないところはすぐに質問できますし、合格を目指したカリキュラムが組まれているので、重要なポイントを押さえた勉強ができる点も強みでしょう。
独学で勉強する場合は市販の参考書や問題集を使うほか、過去問にじっくり取り組んでみましょう。
学科試験は過去問から出題される可能性が高いため、対策すれば解けるようになるはずです。
整備振興会の講習は、働きながら資格取得を目指す方を対象にしたものです。
知識はもちろん、試験のためのスキルを学べる場なので有効活用しましょう。
自動車整備士になるには実務経験を積むのも一つの手
自動車整備士になるためには勉強も大切ですが、実務経験も必要になる点を忘れてはいけません。
最終学歴や目指す資格によって必要な年数は変わってきますが、ほとんどの方は実務経験が必要になるでしょう。
整備工場で働きながら資格取得を目指せば、必要なスキルを学びながら収入を得られます。
株式会社カーメイトサクセスは、車検や整備、板金塗装を行う会社です。
自動車整備士2級を所持している整備士が在籍しているため、働きながら質問もできる環境が整っています。
業界未経験の方でも求人の対象となるので、お気軽にご応募ください。
【h2】まとめ
自動車整備士は、所持している階級によってできる仕事が変わります。
今よりもっと車の整備に関わりたいと考えているのであれば、実務経験を積みながら資格取得のために勉強しましょう。
株式会社カーメイトサクセスでは整備士として経験のある方だけでなく、業界未経験の方も募集しています。
自動車整備士として働いていきたい方は、お気軽にご応募ください。