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自動車板金塗装が取得すると役に立つ資格5選!勉強方法とともに解説

2022年12月25日

自動車板金塗装は、交通事故で凹みのできた車体の修復や、車体にできた傷や錆びをきれいに直す仕事です。
多くの板金塗装の現場では「板金」と「塗装」の工程に分かれて仕事をしています。

資格がなくても働けますが、持っていれば仕事のクオリティをより高められる点がメリットです。
また板金塗装に関する堅実なスキルの証明と、キャリアアップに大いに活かせます。

今回は、自動車板金塗装の仕事内容と持っておくと便利な資格、勉強方法について解説します。
自動車板金塗装に関連する仕事への転職を考えている方は、ぜひご覧ください。

自動車板金塗装が取得すると役に立つ資格5選!勉強方法とともに解説

自動車板金塗装に資格は不要!仕事内容とともに解説

結論からいうと自動車板金塗装をする際には、資格は必要ありません。
自動車板金塗装は、事故や錆で傷ついた車体を美しく蘇らせる仕事です。
仕事の流れは、以下の手順に沿って進みます。

1. 車体の傷を確認して凹んだ部分を引き出す。
2. 専用の工具で凹みを元通りにする
3. 研磨紙を使って車体の傷を滑らかにする
4. 丁寧に専用塗料で塗装をする

自動車板金塗装がやりがいを感じるのは、顧客の車の傷や凹みを修復しきれいに仕上げて、感謝の言葉をもらえるときです。
経験を積みながら板金塗装のスキルを磨いていけば、さらに多くの顧客から信頼される技術者になれますよ。

自動車板金塗装をする際にあると便利な5つの資格

自動車板金塗装をする際は、資格は必ずしも必要ではありません。
しかし、取得しておくと便利なものもあります。

1. 自動車整備士
2. 金属塗装技能士
3. 有機溶剤作業主任者
4. ガス溶接技能者・アーク溶接作業者
5. 危険物取扱者(乙種第4類)

こちらでは5つの仕事を解説するので、自動車板金塗装を仕事にしたい方は取得を検討しましょう。

1.自動車整備士|自動車の点検・整備スキルの証明

試験頻度 年2回
試験形式 1級:学科試験+実技試験+口述試験

2級、3級、特殊整備士:学科試験+実技試験

合格率  (令和4年第1回)

自動車整備士試験では、自動車の基本構造や仕組みを中心に出題されます。
2級以上を受験するには、3級の合格と2〜3年以上の実務経験が必要です。

板金塗装の仕事は、ブレーキやエンジンの脱着や分解整備も含まれるため、自動車整備士2級の知識が活かせます。
自動車整備の未経験者であれば、3級取得後に実務経験を積み、2級取得を目指す道もあります。

2.金属塗装技能士|塗装のプロフェッショナル

試験頻度 年1回
試験形式 1〜3級:学科試験・塗装実技試験
合格率 約43.8%(2021年)

塗装技能士には、木工・建築・金属・噴霧の合計4つの分野があります。
自動車板金塗装の仕事には、金属塗装士の資格が有利です。

金属塗装技能士の資格を取得すると、塗装に関する高度な知識・スキルを持っている証明になります。
塗装の知識・スキルを証明できて、会社や顧客からの信頼を得やすくなる点が大きなメリットです。

3.有機溶剤作業主任者|塗装で有機溶剤を使う際の責任者

試験頻度 年4回以上
試験形式 2日間の技能講習の受講・修了試験(18歳未満は受講不可)
合格率 公式発表なし

自動車板金塗装の現場では、油性塗料に有機溶剤を使う機会が多くあります。
有機溶剤は爆発や中毒の危険がともなうので、労働安全衛生の知識を持った有機溶剤作業主任者が現場の指揮・監督をしなくてはなりません。

いずれ板金塗装の現場で責任のある仕事をしたいと思っている方は、ぜひ持っておいたほうがよい資格です。
講習を受講し、修了試験に合格すれば取得できます。

4.ガス溶接技能者・アーク溶接作業者|溶接・溶断・加熱スキルの証明

試験頻度 年4回以上
試験形式 学科講習・講習・修了試験(18歳未満は受講不可)
合格率 公式発表なし

自動車板金塗装の工程で、溶接・溶断・加熱の仕事は外せません。
溶接技能の資格を取得すれば、設備構造や可燃性ガスなどの知識を活かして安全に仕事ができます。

将来のキャリアアップを目指す方はもちろん、板金塗装のクオリティを高めたい方には欠かせない資格です。
有機溶剤主任者と同様に、2日間の学科・技能講習を受講して取得します。

5.危険物取扱者(乙種第4類)丨危険物取扱のプロ

試験頻度 年2回
試験形式 筆記試験
合格率 約30~40%

危険物取扱者(乙種第4類)には、車の運転に欠かせないガソリンや軽油の取扱いに該当する内容が出題されます。
資格取得により、ガソリンを含む引火しやすい液体を安全に取扱う知識が身につけられます。

自動車板金塗装のみならず、車の整備に関係する業種なら持っておきたい資格です。

危険物への知識を持った人材は、会社によっては昇給・昇進をしたり、資格手当がもらえたりする可能性もあります。

自動車板金塗装に関わる資格を取得するための勉強方法

自動車板金塗装に関わる資格はそれぞれ取得方法が異なりますが、主に以下のような勉強方法があります。

● 独学(参考書や動画教材を利用する)
● オンライン通信講座
● 車関連の専門学校・各種スクールへの通学
● 講習・研修の受講(必要な資格のみ)

なお金属塗装技能士や自動車整備士の2級以上のように、実務経験が必要な資格もあるので確認が必要です。
取得を目指す資格の難易度や受験資格を入念に把握してから、自分に合った勉強方法で学びましょう。

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自動車板金塗装のスタッフは、顧客の大事な車を丁寧に修理したり展示前の車両をクリーニングしたりする、大切な仕事を担っています。

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まとめ

自動車板金塗装の仕事は、資格がなくてもこなせます。
しかし、資格を持っていればさらにスキルアップが見込めます。

また資格取得だけで満足せず、日々の板金塗装業務の中でもスキルアップを目指す姿勢が大切です。
株式会社カーメイトサクセスであれば板金塗装の技術を磨ける環境が整っているので、興味のある方はお気軽にご相談ください。

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